LEVI’SのLVC(LEVI’S VINTAGE CLOTHING)の501XX 1947モデル 通称47501を購入しました。
リーバイス501XXの1947年モデルの復刻です。
少し前まではブルガリア製でしたが、最近日本製のものも出ていたようで、
それが購入するきっかけになりました。
LVC 501XX 1947モデルとはどのようなジーンズか?
LVC 501XX 1947モデルとはどのようなジーンズか、僕の知っている範囲でご紹介いたします。
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LVCとは
まずLVCとはどんなものなのか?
LVCとはLEVI’S VINTAGE CLOTHINGの頭文字をとったもので、
リーバイスのヴィンテージジーンズなどを復刻しているブランドです。
ラインナップは各年代の501などのジーンズや、
トップス、ジーンズ以外のパンツや、加工ジーンズなどもあり豊富です。
僕のおすすめはやはりジーンズです。
オリジナルのヴィンテージジーンズは高額でなかなか購入できるものではないですが、
復刻であれば3万円程度でジーンズが購入できるので気軽にヴィンテージを再現したジーンズを楽しむことができます。
LVCの歩んできた道のり
LVCは元々1980年代の後半に日本企画でヴィンテージをイメージしたジーンズを作り出したのが始まりだそうです。
それが日本以外の国にも広まり、グローバルラインと日本企画の二種類の展開があったようです。
現在のLVCは2010年にオランダで発足したリーバイスXX事業部により展開されているそうです。
初めの頃はアメリカ製で生地もアメリカのコーンデニム社製のものを使用していましたが、
2017年にコーンデニム社のホワイトオーク工場が閉鎖され、
それまで使用されていたアメリカ製の生地が手に入らなくなり、
生産国もアメリカからブルガリアやトルコに変更されました。
ちなみに生地は2019年AWから日本のカイハラ製だそうです。
個人的に好きなのは日本企画の復刻です。
若い頃古着屋やリサイクルショップでよく見かけては裾がシングルステッチでがっかりしてチェーンステッチのお宝を見つけた時の喜びが脳に焼き付いているからでしょうか笑
現行LVCの生産国
現行LVCの生産国は上記の通りブルガリアやトルコ製で、
僕がリーバイスの直営店に行ってタグを見てみてもブルガリア製のものが店頭に並んでいました。
しかし、2021年FWから、日本でも再びLVCが製造され始めたようです。
現状はブルガリア、トルコ、日本製が混在して販売されているので生産国は選べないですが、
一部のジーンズショップ等では日本製のみを仕入れて販売しているところもあります。
僕は物が良ければ生産国はあまり気にしないですし、
生産国が違っても仕様は同じようなのでほぼ同じものだとは思いますが、
なぜか日本製だと欲しくなっちゃいますよね~
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僕も日本製になったことを知って購入してしまいました笑
LVC 値上げについて
購入した時に店員さんから伺ったのですが、今年(2022年)の夏ころからLVCの製品が値上げされるそうです。
いくらくらい値上げされるかはわかりませんが…
→2022年8月から、35200円に値上げされました。
LVC 501XX 1947モデルについて
LVC 501XX 1947モデルは、その名の通り1947年製501XXの復刻ジーンズです。
1947年モデルというと、多くのジーンズメーカーでXX(ダブルエックス)モデルとしてフラッグシップ的な位置付けの商品が販売されている、ジーンズの王様のようなイメージがあります。
5ポケットジーンズの完成形ともいわれるそうです。
1947年から1952年までに生産された501XXの仕様で、
革パッチ、片面タグ、サイドポケット横のステッチが長い、ダイヤモンドステッチなどの特長があります。
リジッドで販売されています。
生地はカイハラ製で、当時コーンミルズ社が製造していたデニムの風合いを再現した生地だそうです。
オンスはネットで調べたのですが、洗濯前12oz、洗濯後14ozと書いているところがあったり、13.1oz 、洗濯後13.5oz位と書いてあるところがあったり、12.25ozと書いてあるところがあったり、12.3ozと書いているところがあったり、謎です。
糊落とし前と後で別々に表記しているのも珍しいですね。
誤差の範囲内の数値なので大体これくらいなのは間違えないです。触った感じでも。
オランダ人(LVCの人がオランダ人かはわかりませんが)にとっては何オンスかという正確な数値は重要ではないのかもしれません。
ちなみにLVCのジーンズは年代ごとに生地も違うそうです。
おそらくは年代ごとに分析して再現した生地を使用しているのではないかと思うのですが、
どこにもその解説がないので不明です。
日本のジーンズメーカーの様に細かいこだわりポイントをもっと宣伝してほしいです。
下記は公式サイトの商品説明引用です。
時代の変化を反映した第二次世界大戦以降の時代のジーンズです。よりスリムなフィットと、シンチバックとサスペンダーボタンを除いてアップデートしています。ダブルニードル方式の新技術によって伝統のアーチ形のデザインが実現されています。未加工のアンウォッシュドデニムを使用し、タフで丈夫な風合いを生み出しました。
LEVI’S® VINTAGE CLOTHING1947モデル 501® JEANS RIGID|リーバイス® 公式通販
LVC 501XX 1947モデル 詳細データ
・メーカー:LEVI’S LEVI’S VINTAGE CLOTHING
・型番:47501-0200
・価格:30800円(2022年6月現在)
→35200円(2022年8月~)
・サイズ展開:W30、31、32、33、34、36、38
・販売時のウォッシュ状態:リジッド
・オンス:洗濯前約12oz、洗濯後約14oz
・綾織:右綾織
・サンフォライズド加工:無し
・スキュー加工:無し
・毛焼き加工:不明
・生地の産地、メーカー等:カイハラ
・コットンの種類:不明
・生地の糸番手:不明
・生地のザラ感:普通
・生地の色味:濃紺
・素材:コットン100%
・縫製糸の特長:不明
・セルビッジの色:赤
・パッチ:革
・ピスネーム:赤タブ 片面ビッグE
・バックポケットのステッチ:アーキュエイトステッチ
・ボタン:磁石は付かない素材
・リベット:銅の打ち抜き
・シルエット:レギュラーストレート
・生産国:日本
※間違いや追加情報等ありましたらお知らせください。
LVC 501XX 1947モデル写真
それでは写真で各部を見ていきましょう。
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購入時の状態です。
フラッシャー、ギャランティーチケットも再現されておりテンションが上がりますね!
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広げてみました。
シルエットはレギュラーストレートです。
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腰回りです。
いい感じですね。
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トップボタンです。
磁石は付きません。
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コインポケットです。
セルビッジのはみだしは無しですが、裏にはちゃんとセルビッジがあります。
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リベットのアップです。
銅製で、購入時からわずかに茶色っぽくなっています。
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ボタンフライです。
数は4個です。
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裾です。
リジッドなのでうねりはまだありません。
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裾をめくってみました。
チェーンステッチです。
セルビッジは赤です。
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セルビッジのアップです。
幅は15mmでした。
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後ろ側です。
赤タブ、アーキュエイトステッチがまさにリーバイスといった感じです。
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おしりまわりです。
札がいっぱいついています。
左のポケットには封筒が入っています。
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フラッシャー、ギャランティーチケットです。
こういうものを鑑賞するのも復刻の楽しみですね。
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赤タブです。
僕が子供でまだジーパンに興味がなかったころ、
父が僕にビッグEのジーパンはすごいんだぞ~ と言っていたことを思い出しました。
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片面タグが再現されています。
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フラッシャー等を外しました。
アーキュエイトステッチは若干左右非対称です。
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革パッチです。
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ベルトループです。
平べったく、折り返し部分が長いです。
オリジナルもこんな感じなのでしょうか?
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横から撮ってみました。
平らな感じと折り返しな長さがわかると思います。
![](https://danny-amekazi.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7168-1024x682.jpg)
左ポケットの封筒です。
内容は後ほど。
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内側です。
スレーキは生成りです。
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内側のタグです。
日本製とあります。
いろんな国の言葉で説明書きがありますね。
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後ろ側です。
隠しリベットが見えます。
![](https://danny-amekazi.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7170-1024x682.jpg)
生地のアップです。
どのような経年変化をするのか、楽しみです。
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革パッチ横のタグです。
![](https://danny-amekazi.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7165-1024x682.jpg)
![](https://danny-amekazi.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7164-1024x682.jpg)
こちらはベルトループにぶら下がっているタグです。
![](https://danny-amekazi.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7185-1024x682.jpg)
![](https://danny-amekazi.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7186-1024x682.jpg)
封筒の中には手紙と洗濯についての解説が入っています。
英語で何が書いてあるのかよくわからないので翻訳アプリを使用してみました。
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手紙には年代のデティールなどについて書かれているようですね。
12ozと書かれています。
![](https://danny-amekazi.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_0667.jpg)
いろいろな洗い方。
リジッドを維持に挑戦してみたいですが勇気がいりますね笑
僕は洗濯機で糊落としをして、穿いたまま乾かすのが好きです。
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![](https://danny-amekazi.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_0668.jpg)
なるほど、こんなことが書いてあるんですね~
翻訳アプリ、便利です。
![](https://danny-amekazi.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7197-1024x682.jpg)
手提げ袋が1つ付属します。
写真では両側のプリントを写すために2つ並べています。
サイズ感
リジッドから2インチ(ウエスト約5cm前後、股下約8cm前後)縮むとのことで、
僕は30インチを試着してちょうどよい感じだった(もしかしたらもう1サイズ下でも行けるかもしれませんが)ので32インチを購入しました。
ちなみにユニクロのジーンズは28インチを穿いています。
リジッドの状態で、
ウエスト平置き:41cm
レングス:85cm
でした。
糊落とし後に再度測って比較してみたいと思います。
糊落とし後
糊落としを行い、コインランドリーの乾燥機にかけて縮めてきました。
ウエスト平置き:37cm(-4cm)
レングス:79cm(-6cm)
サイズは上記の様になりました。
![](https://danny-amekazi.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_0292-682x1024.jpg)
乾燥機にかけたので赤タブはくるっと丸まっています。
乾燥機にかけたくないけど丸まらせたい人は赤タブだけ濡らしてドライヤーで乾かすと丸まるのかな?
![](https://danny-amekazi.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_0159-1024x682.jpg)
僕の感想
いままでいろいろジーパンを穿いてきましたが、
王道のXXモデルはあまり穿いてこなかったので、今回購入してみました。
一度に穿くジーパンは増やしたくないのですぐには穿きませんが、
今育てているジーパンが完成したら穿き込みたいと思います。
ちなみに、LVCのセカンドのGジャンも購入したので、セットで育てたいと思います。
秋くらいまでに今穿いているリーンディーンがいい感じになればよいのですが。
いつかウエアハウスの1001やシュガーケーンの1947と穿き比べてみたいです。
僕がお金持ちだったらヴィンテージの501XXと比較ができるのですが…
ヴィンテージが売っているお店とか行ってみたいです。
![]() | 価格:30,800円 |
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3N48QI+5GH2EQ+2HOM+BWGDT)
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